壮大!ヘンジフォスの滝(Hengifoss)ハイキング!
アイスランド2日目はエイイリススタジールからヘプンに向かうスケジュールなのですが、途中で寄り道をしてヘンジフォスの滝(Hengifoss)までハイキングをしましたので、その様子をレポートしたいと思います。
ヘンジフォス(Hengifoss)
滝を見に行くためには、車を駐車場に停めて、2kmくらい離れているView Pointまで歩きます。軽いハイキングです。
ヘンジフォスの滝の駐車場ですが、私たちが借りたカーナビでは上手く表示させることができず、道に迷ったかな、と心配しながら運転していたのですが、エイイリススタジールから931号線でまっすぐ突き進み、933号線に入ってすぐ右手に駐車場があります。
駐車場は931号線と933号線が交わる近くの大きな橋の近くにあって目立つので、まずは橋を目指すのが良いと思います。
こちらが駐車場にあるヘンジフォスの滝までの案内図。
途中にトイレはないようなので、念のためにこの駐車場にあるトイレで用を済ませておいた方が良いかもしれません。
早速歩き出すと、しばらくして滝が見えてきますが、こちらは本命ではない滝です。
さらに進むと見えてくる、こちらの遠くに見えるのが本命のヘンジフォスの滝!
地層が幾重にも重なっていて赤い断層が魅力的です。
この写真は滝から250mくらい離れた場所(下記案内図A地点)から撮影したもので、滝壺が見えないのですが、滝壺の近く(下記案内図B地点)まで行くこともできそうです。
ただし、この先は足場が整備されていないので、私たちはここでしばらく滝の景色を楽しみ、引き返しました。
アイスランドで2番目に落差が多きい滝なのでもっと観光客であふれかえっているかと思いきや、人気はほとんどありませんでした。
自分たち以外の観光客は少ないほうが嬉しいです。こうゆう点は、レイキャビクから遠く離れているために観光客が少ない東アイスランドならでは魅力だと思います。
往路では滝に向かって登っていくのですが、滝からの帰り道は壮大な地平線を見ながら下っていきます。
アイスランドは、森林が少ないため、ずーっと遠くまで果てしなく見渡せる大地が圧巻です。
一枚の写真だけでは、あまりこの壮大さが伝わらないので、360度カメラを持って行けば良かったとちょっと後悔しています。
このヘンジフォスまでのハイキングコースでは、途中は川があったり、岩場があったりして、歩いていて飽きないコースになっているので、時間に余裕があったら歩いてみることを強くおすすめします!
ヘンジフォスの滝までのハイキングコースについて
要する時間
駐車場からヘンジフォスの滝までは、片道滝壺まで約2.5kmです。
私たちは最後、足場が悪いところはパスして戻ってきたので、片道2kmちょい、往復で4.5kmくらいのコースを歩いたのですが、のんびり歩いて大体往復2時間半~3時間くらいでした。(すみません、きちんと時間計ってなかったです(涙))
ハイキングコース中の設備
何もありません。ビューポイントに、滝についての説明の看板があるくらいです。
トイレは駐車場で済ませておくのがおすすめです。
夏にハイキングするための装備(色文字は特に重要)
- 雨具上下 and/or ウィンドブレーカー
- ダウンジャケット(基本不要だけど念のため)
- フリース
- 長袖シャツ
- 半袖シャツ(発汗性の良いもの)
- ズボン(夏用の薄いズボンだと寒いです)
- 厚手の靴下(ハイキングシューズを履くのであれば)
- サングラス
- 日焼け止め
- タオル
- 水筒(途中で水分補給する場所ありません)
- 手袋
- ハイキングシューズ
特に、ハイキングシューズは、
「履いていないとちょっと辛いかな?」
「履いていて良かったな!」
と思う道のりでした。
晴れている&地面も乾いている&最後の足場が悪い箇所に行かない、という3つの条件が合えば、最悪スニーカーでも大丈夫かも???、という感じのコースでしたが、決しておすすめはしません。
ハイヒールや革靴では間違いなくかなり厳しいと思いますし、アイスランドの他の観光名所でも、防水のハイキングシューズはかなり役立ちますので、私たちはアイスランド旅行中ずっと毎日ハイキングシューズを履いていました。
ハイキングシューズは、ちょっと荷物がかさばりますが、一足を持って行くことをおすすめします。
そして厚手の靴下はあるとないのでは楽さが違いますので、こちらもセットで用意しておくのが良いと思います。